開催趣旨
北陸三県高校生現代アートビエンナーレは、将来を担う若い世代の芸術への関心を高め、自ら創作活動を行う機会を提供することを目的に開催しています。
本展は、北陸三県の高校生が、坂井市の歴史的な場所を利用して、展示空間を含めた全体を作品として現代アートの創作活動を行うことができます。
高校生が
坂井市内の歴史的な場所で
現代アートのインスタレーションをする
(展示空間を含めて全体を作品とする)
実行委員 戸田 正寿のことば
アートという言葉や文字は現代の世の中にあふれています。今の若者は子供の頃からこの言葉にふれながら育ってきました。
若者が集まる高校の美術部は、新しいクリエイターを発見して育てる場所になっていかなければならない時代に来ています。デッサンや油絵だけの美術部ではなく、将来このクリエイティブな生徒達の中から、建築家や映画監督、ファッション、グラフィックデザイナー、アーティストなど各分野で活躍する人を生み出していかなければなりません。
この企画は北陸の高校生に、現代アートの面白さと自分達の才能を発見するチャンスを与え、それが将来の仕事への夢と希望につながるきっかけになるようにと、考案されました。
このビエンナーレに参加した若者達は、自分自身の未知なる力と才能を発見して、一人一人の出発点とすることでしょう。無限大の可能性を信じながら。